モタードはイイゾ

モタードについての日記

モタード 乗り換えの少なさ

モタードは他カテゴリに比べ乗り換えが少ないです。

もっと言えば最新マシンが少ないです(外車以外)

 

理由は色々ありますが大きいのは

①乗り換えのメリットが薄い
②売れない

この二つが大きいんじゃないかなと思います。

①について
国産で作るとしたらまずベースになるモトクロッサーを入手するところから始まります。
当然予算のほどに合わせて新車or中古車の2択を選ぶことになります。
新車を選べるならばさほど悩みもしないでしょうが中古となると適度な程度を選ぶ必要があります。
なぜならどんな程度のモトクロッサーを買ったとしてもモタード用の部品を組み込むことからは避けれないからです。

そして新車をベースにするとしても最新型のモトクロッサーが一番モタードに向いている保障はないからです。
モトクロッサーはモトクロスの為に進化しているのであってモタードの為に開発されているわけではないですしね。結局多くの人は前マシンからFフォークを流用する形でマシンを作っています(CRFはアクスル径等が昔から変わらない為に使う人が多い)

②について
身も蓋もないですがモタードは今不人気です。ナンバーが付きならまだしも完全なレーサーモタードの需要は非常に低く、満足できる値段でマシンを捌くことが難しい部分があります。

これが今大人気のエンデューロであれば話は簡単です。新車75万で買ったYZ250Xを1年乗って55万で売り出すとします。充分売れるでしょう。そしてそこから更に新車に乗り換えてしまえば常に新しいマシンで遊ぶことが出来てかつこれらのマシンはノーマル状態で運用可能です。

モタードの場合改造費だけで50万は掛かってくるのでこの部分も乗り換えを容易ならざるものとしています。