レース当日編です。
あんま長く書いても仕方ないので簡潔に書きたいと思います。
とりあえず前回で書いていなかった今回のダートセクションについて紹介。
雑な説明で申し訳ないのですが④コーナーのヘアピンを出てそのまままっすぐ進んでジャンプ。左方向へ旋回しながら5コーナーの入り口へ出るというが第一ダートです。
第二ダートは7コーナーから8コーナーまでの直線を回り道する形で作られていました。
内側に出来た大きなわだちに入るか否かが勝負どころです。
タイムアタックの結果は5番手。
2列目中央というそれなりに美味しいポジションでした。この位置なら上手く加速すれば一気に先頭に立つことも出来ます。期待に胸が高まっていました。
そして決勝スタート!
人生最悪レベルのスタートでした。
原因としてはクラッチの調整をしっかりやっていなかったこと。まあそもそも不慣れなバイクではあるのですがスリッパークラッチのついたバイクは走行中クラッチに触れることがないのでつい無頓着になってしまいますね。
あっけなく9番手まで落ち、挽回の為に速度を乗せる。④コーナーのヘアピンで一気に2台抜いて7番手に浮上。前方には団子状態のバイク達。
そうして迎えた2週目の第一ダート。
トップを走っていた嵐選手のハスクがダートで横を向いている!
引っかかった選手も複数おり、その横を避ける形で突破。ここで5位まで浮上。
予選最速を誇っていたライダーの脱落に安堵しながら先行のライダーを追走していく。
そうして迎えた3週目の第二ダート。
前を走っていた集団がトリプルクラッシュを起こしている。何やってるんだ。。。。。
日頃からハードEDで鍛えた感覚を武器に絡んだバイクの隙間を抜けていく。
あれ?気がついたら2位?
ちなみにこの時点でトップを走っていた加藤君とは既に5秒差ほどがついており、お互い同じようなラップタイムの為、差が一向に詰まりませんでした。
そうこうしているうちに背後に迫る影が、、、、態勢を立て直した嵐選手です。最下位から3番手まで押し上げて来ていました。
逃げようと数週もがくもダートを迎えるたびに詰められてるを肌で感じていました。やべえ。
努力もむなしく7週目の第一ダート。空中で追い抜かれました。
正直この段階での気持ちとしては「いやー。後続は絶対追いついてこれないしこのまま3位でいいかー」くらいなものでしたFS450のサスセットが不十分な為、物凄く疲れていました。
そんな気持ちで迎えた10週目の終盤。
嵐選手のハスクが逆方向を向いて停止している!?
魔の9.10コーナー ここはとにかく滑る
おいおいおい何してるんだ。。。。。
また2位になっちまったじゃあないか
とはいえ相手はFS450。セルでエンジンかけてすぐ追撃してくるに決まっている。
この状況でさらに抜かれたら恥さらしもいいところだ。
残った力を振り絞ってペースを上げていく。もう後ろを見ている余裕はない。
最後まで出し切る。
そしてチェッカーフラグ
棚ボタにもほどがあるが何はともあれ2位でチェッカーを受けたのだからそれが全てである。
総評
800キロもの大遠征に加えてハスクへの乗り換え直後である割には健闘できたと思う。
しかしタイムアタックでの立ち回りやダートの技術、その場その場でサスセットを合わせていく技術など足りないものは山盛りでした。
これからハスク熟成とあわせて各種技術を向上させていきます。