モタードはイイゾ

モタードについての日記

レースレポ 2019年全日本スーパーモト東日本エリア第三戦 菅生選手権参戦について

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諸事情あってずっと放置していた本ページですが今回のレース参戦を機に再開したいと思います。

 

 

表題の通り東日本のエリア戦に参加してきました。

滋賀県民である私が本来出るべきは中日本エリアであり、東の1,2戦にも参加していない為、今回の参戦になにか合理的な意味があるわけではありません。

東日本のエリアチャンピオンポイント争いを荒らしてやろうという気持ちが5割

残りの5割は師である全日本S1OPEN選手に相乗りを誘われたからです。

 

 

初めての遠征

滋賀県民である私が宮城県にある菅生サーキットへいく。これは自分の中で過去最大の遠征となる。

 

フルで高速をつかっても片道約800キロ。9時間ほどかかる。

今回は師匠の借りたハイエースにマシン2台と荷物と満載し、金曜の昼から北陸道を爆走して菅生を目指しました。道中助手席で200キロほど寝ていましたがあまりの乗り心地の悪さからバイクにのるまでもなく体がガタガタ。

 

初めての菅生

前泊を経てたどり着いた菅生サーキット。ゴルフ場と野球場を足して2で割ったような雰囲気。大きさとしては美浜サーキットより少し大きいくらいですね。設備も全体的に綺麗。そしてカードが使える。関西も見習ってほしい。

 

 

前日練習

スーパーモトでは大抵日曜日が本戦となり、前日はダート込みの練習日となる。この練習日は選手以外も走れるので興味のある人は是非参加してみましょう。

 

タイヤウォーマーを掛けつつコースの下見を実施。おや?師匠が苦い顔をしているぞ?

「ダートが二つある/(^o^)\」

 

そう、今回師匠がはるばる東北までやってきた理由は昨年の菅生ラウンドでの滅茶苦茶簡単なダートセクションが今年も展開されと期待してのことだったのだ。この人はターマックは出鱈目に速いが極度のオフ嫌い。おそらく日本一ダートを練習しないモタード全日本選手なのだ。

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         ターマックの鬼

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          愛機FS450 

話の順序がメチャクチャな気もするがここで今回投入するマシンを紹介

ハスクバーナFS450 2016年式

盆休みの半ばに受け取ったバリバリの新参者だ。未だ1回しかまともにのっていないので借り物感が凄い。

 

つい先日までKTM450SMRに乗ってたのだが電撃的に乗換えを果たし、さらにその勢いで公式戦に出るという無謀をかましてしまっている。サスセットはやっつけだ。

 

そんなこんなで練習走行開始。ダートが前日の雨でぬかるんでいた為に本日はターマックのみの走行となった。結構な高速コーナーを繰り返すサーキットで気持ちがいい。

 

一本目のタイムは47.6秒これは非常に不味い。。。。。

ライバルとなる加藤選手は46を切ったこともあるとのことだった。

 

2本目を走る頃にはだんだんコースにも慣れてきてタイム向上し46の半ばまでは出るようになった。まともなタイヤな45くらいは出せるだろう。ハスクに金が飛びすぎてタイヤを限界近くまで使ってしまっていたのだった。

 

午後からの最後の一本はダートセクションを開放し、ついに菅生ラウンドがライダーに牙を向いた。

水を含んだ土がタイヤにまとわりつく為、見る見るターマックが土色に変わっていく。

ダートがコースの前半と後半にある為、コース全体が実にスリッピーだ。凄いぞ菅生!どこでもこけれる!

ターマックオンリーの時は猛犬のような走りを見せていた師匠もダートが入った途端にチワワのようになってしまっている。

 

割と派手な転倒があちこちで発生していったがなにより悲惨なのは全日本S2クラス。

スーパーモト走行枠の順番は大抵

S2⇒S1⇒S1プロ⇒エリア の順番である為、S2クラスは常に試金石の役目を負わされる定めなのだ。ダート出口での派手な転倒。ついには救急車まで来た。

我々エリア選手の枠は直前にプロクラスが走っている為、圧倒的な走りで路面が踏み固められており、「わだち」も出来上がっていた為そこそこ快適に走ることが出来た。

 

ダート込みの走行を終えてのタイムとしてはクラストップ達のコンマ3落ちといったところでまずまずの感触。前日車検を終えて帰路に着きましたとさ。

 

本戦については次回