モタードはイイゾ

モタードについての日記

CRFの「R」は不敗神話のRだ!

セルが欲しい!

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何度目になるか分からないキックスタートの最中、心の中で叫んだ。いや口走っていたかもしれない。
状況を説明しよう。時は2018年3月3日 CGCさわやかクラスレース中であり、私は斜面にマシンを張り付かせた状態で下りセクションで発生している渋滞の解消を待っていた。
渋滞待ちの状況下ではCRF250Rの冷却水はあっけなく沸騰するため、たまらず足場の悪いなかエンジンを切らざるを得なかった。
そこからの再発進で苦しんでいるという訳だ。
キックアームが斜面の山側にあるのでまともにキックは出来ない。手ごろな枝に掴まり、半ばぶら下がるような体勢でキックアームを踏み込むそして掛からない

 

周囲のライダー達は渋滞の解消を見極めセルスターターでエンジンを始動させていく。まるでこちらを嘲笑うかのように見える....実際被害妄想以外の何者でもないだろう。
そもそも4ストモトクロッサーで来るやつが悪いのだから。
それにしても掛かりが悪い。まあ掛からないことで通っている車種である。モタードの世界でもCRFの始動性は悪名高い。おまけにリヤ19インチの腰高さは一層キックへのハードルを上げてくる。
そうこうしてる内に斜面の上からYZ250FXがずり落ちて迫ってきている。冗談じゃない、お前セル付いてんだろ。さっさと体勢変えてエンジンかけろよ。。。。。。。
大急ぎでキックを連発しなんとか始動したCRFに飛び乗って坂を下りヒルクライムをクリアする。
コースの難易度自体はそれほど高くない。キックだ。キックスタートが時間と体力を奪っていく。。。。。

ゴール地点でチェッカーフラッグを受け観客からの労いのハイタッチの中エンストをかまし、周囲の苦笑いのなか再びキックスタートを連発しつつ僕は2度とモトクロッサーでCGCに出ないことを誓ったのだった。


えーセルが欲しかった話でした。
まず私はCRF250Rを所有しています。モトクロス練習を行う為につい先日購入し、コースで2回ほど乗っていました。
前の持ち主はコースをゆるーく走るだけの人間だった為に非常に綺麗です。
エンジンの始動性は悪いものの僕もオフ歴そこそこ長く、コースでバカスカ転倒しないので充分使い物になる範囲でした。

じゃあなんでそれをCGCに使ってるんだという話になりますが。
2月1日のCGCエントリー合戦に敗北し、エントリー権を勝ち取れないでいました。そこから約1ヶ月が過ぎ、気が付けば本番前日の夜。ネタ同然で出場権を譲ってくれと宣伝していたら急に枠を譲ってくれる話が舞込んで来ました。その段階で3月2日の19時20分 そして私は20時半から夜勤スタートで終了は朝の6時。どうせ出れないと思っていたのでなんの準備もしていませんでした。

私はCRFの他に
KLX250 (セルが掛からず修理中)
WR250F (放置中)
を持っています。
あらかじめ出ると決まっていればこれ等を修理して投入していました。

まあ他に選択肢はないので仕事上りの朝6時からCRFと装備を積み込み愛知は瀬戸スラムパークへ向かったというわけです。

CGCの感想
さわやかを走った感想としては渋滞対策の工夫がされている印象を受けました。
序盤のダートフリークヒルも複数の突破口が設けられていた為、渋滞していながらも隙をみつけて突破出来ました。
その他のセクションも選択肢が複数あることが多く、スタックしているライダーをかわしながら進めました。

2017年はモタードにリソースを割きすぎていましたが本来はエン僕はデューロレースが大好きなのです。今回のレースに大学からの後輩も巻き込めたので2018年はモタードと並行してエンデューロをやっていく所存です。