YZ125モタードに可能性を感じた話

YZ125のモタード仕様に乗る機会がありました。

場所は名阪Ｃコース　ＦＳ450のセットアップが途中でめんどくさくなっていたので気分転換に乗らせてもらいました

かなり仕上げ途上の車体でブレーキやサス周りはノーマル仕様です。

タイヤはスーパーコルサが付いています。

この手の「とりあえずモタホイ付けました」的なマシンに対する私の偏見は強く、大した期待は持たずに走り始めました。

結果から書くと41.5秒でした。そこそこ乗れる人のWR250X　みたいなタイムですね

エンジンは予想通りパワーバンドに入れ続けないとマトモな速度が出ません。

しかも1速あたりのカバー範囲が狭いのでせわしなくギヤを変え続ける必要があります。

キャブの具合は最悪でバイクを深くバンクさせると一気に被り気味になり、大幅なタイムロスを引き起こします。

個体の問題なのか、そもそものYZ125のキャブがダメなのかわかりませんがここを改善しなくてはこれ以上のタイムアップは見込めません。

半面軽い車体を振り回す感覚は乗っててとても楽しいです。

足回りもモトロッサ―らしくソコソコ粘る手応えでノーマルのまま戦えそうです。

ブレーキもディスク以外はノーマルでしたが車体が軽い為、問題ない制動力はありました。

総合的に考えて

高回転でのフケあがりやモトクロッサーとしての足回りの素性の良さはモタードに向いているんだと思います。以前のったKTMのエンデューロレーサーベースのモタードは乗り味が今一つでした。

 エンデューロの人気過熱からＹＺ125「Ⅹ」はかなり割高な値段が取引がされていますが無印は手ごろな値段で転がっていることが多いです。

モタードの手順などは「ドコデモモタード」さんがyotubeにまとめていますので気になった方は要チェックです。