後輩ライダーの紹介をします
機動隊の突入でおなじみの某国立大学院生(理系)のエリートで今年四月から某フルメタルな大手企業の社員となっている
いわゆるエリートです。
ここだけ書くと「単なる凄い奴じゃん」 で終るのですがそれは彼の本質ではありません。
彼がモタードの道に入門したのはここ一年程。
走り屋モドキライダーだった彼は急に訪れたモタード欲に従って厄介の権化であるイタリアハスクSM250Rの購入に踏み切りました。そこから一気にサーキットへの道に傾倒し週一でコースに通う生活が始まった訳です。なんと今では450㏄モタードに乗っている。
さて問題です。どこからそんなカネが出てくるでしょうか?
答えは借金です。
クレジットカードを限界まで使いこなすカードバトラー
それが彼の本質でした。
いや、カードったって翌月払うんだから意味ないじゃん。
そう思った貴方は彼の棲む世界に入門できていません。
彼はカードで支払った金額を翌月払う気など最初から無いのです。
そう、彼はリボ払いの使い手だという訳です。
「リボ払いって何?」
ここは社会学を語る場では無いので詳細は省きますが。
カードで使用した支払額の返済をどれだけ使用しようが月々の支払額を希望の一定額に済ませる支払形態です。
例
Aさんに月10万円の収入があったとして今月15万円分カードを使用しました。
リボ払いを選択したAさんおは翌月に発生するこの15万の支払いに対して希望した5000円を支払います。
翌月さらに15万円分の支払いが発生し、合計30万近い金額になったとしてもまた5000円を払っておけばそれで済むのです。
こうすることで手元の金を減らすことなくカードで借金をしまくれる訳です。
しかしリボ払いの金利はエゲツナイので月々に払っている5000円は利息と相殺され、借金の元本は全く減りません。
毎ターン体力が回復するラスボスに回復量以下の攻撃をしているのと同じですね。
カードって限度額あるじゃん?そこで終わりでしょ?
タケウチくんを甘くみてはいけません。
彼は限度額に達したカードは利息だけ払って放置し、次のカードを使い始める訳です。
いわば彼にとってカードは使い捨てです。使い終わったカードはリボルバーの空薬莢みたいなものです。
カードの話が長くなりましたが彼はこういった調子でこの一年に7枚のカードを使い捨てています。
その結果としてそれなりの速さを手に入れた訳です。
この所業には流石に賛否があるとは思います。
しかし個人的には支持してあげたい。若い時間はあとから買うことは出来ません。
彼の精一杯の努力をどうか皆さんも応援してあげてほしい