WR250Xについて
WR250Xのカスタムを思い返す
・2014年11月に購入し、2016年6月までWR250Xを所有していました。入手した経緯は馴染みの店に置いてあった派手なデカールが目についたという単純なものです。
まあ今思い返せばDQNそのものですよねこのデカール。好きでしたけど。
こいつを手に入れてから峠に通うようになり、さらに速くなる為にサーキットに通い始めました。その過程であれやこれやとカスタムを施していったわけです。
今回はそのカスタムのコストパフォーマンスや本当に意味あったのか?という点について語りたいと思います。
手放す直前の姿です。無意味なアルマイトパーツが目立ちますね。ヘッドライトは元が逆車だったので国内に変えました。逆車のヘッドライトはやたら大きくて見た目が気に入らないんです。
1 SP忠男 パワーボックス
納車された段階でエキパイがノーマルであったので試しに装着してみました。うたい文句通りに中低速の力が上がりました。感覚としてはパワーバンドが下方向に伸びたような感じ?
約2万円程度 後悔なし
2 フランドー ラジアルマスター
カスタム界の大御所の製品と非常に良く似た製品をラインナップするフランドー社のラジアルマスター。
塗装の大雑把さに文字通り目を瞑ってレバーを引けばブレンボマスターと遜色ない握り心地が味わえます。14π~17πがラインナップしていた筈ですがWRに使うなら14か15のどちらかです。私は両方使いましたが14πの方が使いやすく感じました。
ブレンボキャリパーなどを装着する場合も上記サイズで大丈夫です。余談ですがレースに出てるWRなどもあまりキャリパーを変えている人はいません。純正のキャリパーにラジアルマスターを組み合わせればWRならば充分に止まってくれます。
約1.5万円程度 後悔なし
3 クロモリアクスルシャフト
PEO社製のアクスルシャフトです。クロモリで出来ています。。。。
これを注文したときは完全に酔っ払っていました。注文した記憶が消えていたわけではありませんでしたがまあそのうちキャンセルすればいいやという怠慢から半年後、この棒が届きました。
装着した感想ですが正直分かりませんでした。バネ下重量が軽減されるとかその辺の理屈は理解できますしつけ外しを繰り返してテストすればなにか感じるのかもしれませんが。
カスタムをやりつくしたマシンとかストックレースで差をつける為のアイテムだと思います。
約3.5万円程度 激しい後悔
4 グライドライドリバルビングリヤサス
これを導入した頃かなりサーキットに入れ込むようになっていました。その当時困っていたのが切り返しの際にリヤサスが動きすぎるという点です。
WRのノーマルリヤサスはサーキットを詰めて走るには軟いというのはサーキット勢の中では共通認識。
この問題を手っ取り早く解決したかった私はヤフオクでバラ売りされていたグライドライドのコンプリートサスを落札し組み付けました。
結果は明らかにマシンの挙動が落ち着き、よりアクセルを開けられるようになりタイム短縮に繋がりました。しかしFフォークがノーマル状態であった為、後々前後のバランスの悪さに悩まされるようにもなりました。やはり手を入れる場合は前後同時が望ましいですね。
約3.5万円程度 後悔なし
5 アウテックス ステムスタピライザー
フロントフォークのよじれを押さえ込み、ライディングを安定させるアイテム。
正直効果が分かりませんでした。非装着車と乗り比べをしてもそこまで変化を感じられませんでした。フロントの伸び側調整を1クリック強くした程度の手ごたえはあったような気がしますがまあそんなことはどうでもよく
カッコいいんですこれ。
WRXのシャープなフロントマスクと調和する鋭いデザインが最高です。私はゴールドを選びましたがアルマイトの質感も悪くなく、カラーリングのアクセントにピッタリです。
モトクロッサーベースのモタードなどでは前周りがWRの比にならないほど軽いためこの部品は欠かせないと思いますがトレールベースのモタードならオシャレパーツだと思っておけばいいと思います。
約1.6万円程度 後悔なし
如何でしたでしょうか?走るにあたってのカスタムの参考になれば幸いです。