モタードはイイゾ

モタードについての日記

トランポはイイゾ

バイクに関して何がしかの競技志向を持って楽しもうという場合、トランポの導入はほぼ必須事項です。
いや、絶対というわけではないですがトランポ無しではやってられなくなります。

 

 

①トランポはバイクの悪い面を帳消しに出来る
夏は暑い冬は寒い雨風に晒されるetc…そんな面倒はトランポ運用で消し飛びます。
クソ暑い中汗だくで自走してサーキットにたどり着き既に疲労している人とクーラーの効いた車内でアイス食べながら移動している人。
両者が同じパフォーマンスを発揮出来るとは思えません。
急に降った雨に際してもトランポユーザーからすれば何も感じませんが自走ライダーには死活問題でしょう。


②トランポを使った方がなんやかんや安い
トランポを所有することで最も劇的に変化する要素は「レーサーマシン及び市販車を母体にしたレーサー仕様が視野に入る」部分です。
目的毎に特化した改造を為されたマシンは概して公道走行に向かない仕様になっている、あるいは公道走行を放棄した車両が多い。
例 

・チューニングしたWR250x

ジムカーナカスタムされた超ショートスプロケマシン  

・しばきまわされたセロー225

そうしたマシンはまっとうな公道仕様車と比べると一般的に安く売買されることが多いです。
上記のようなマシンを手に入れることで「そもそものマシン導入コスト」「目的に向けた改造コスト」の2つが低減されます。

競技マシンを足に使うのが一番金が掛かります。
バイクで道路を走れば当然タイヤは削れます。ブレーキパッドやオイルも劣化していくでしょう。そうなれば高価な消耗品を投入するのを躊躇しがちです。
各種セッティングも道路を走れる程度で抑える必要があり、パフォーマンスも中途半端なものになりがちです。

 

 

③ バイク選びの視野が広くなる
トランポで目的特化仕様のバイクを運用するようになると公道用バイクには速さや性能、合理性を求めなくなります。
すると今まで見向きもしてなかったジャンルやバイクに目が向くようになるケースが多々あります。
のんびり走れさえすればそれでいいので消耗品も最低限の物でよくなり、気持ちが楽になります。
トランポさえあれば足にも困らない筈なので見るからにボロイバイクを買って気長に直す楽しみもアリでしょう。 


長々と書きましたが人によって土地環境が異なるのでトランポによる経済合理性は絶対の物ではないです。
また、一台の愛車で全部をこなすロマンが存在することも理解しています。
トランポの検討をしている誰かの決断の一助になれば幸いです。