モタードはイイゾ

モタードについての日記

スライド

少し前にグライドライドのファンライドスクールに参加してきました。

 

 

 

 

初めて参加してからもう3年ほど経ちますが今でも定期的に参加してます。

今回はスライド走行の習得がメインであり、参加者のレベル別に練習メニューが用意され、各々練習に励みます。

まあスライド練習自体は普段のサーキット走行でも出来るのですが、広い場所を使ってそればっかりやる方が習得は効率的です。


で、みてて感じたことですがやっぱりスライドが出来てる人は基本操作が身についていますね。


当たり前の話ですけどスライド自体がサーキット走行における基本操作の延長にあるのでスライドの出来はその人の速さとほぼ比例してます。
充分な加減速に適切なブレーキコントロール。サスの操作など、タイムを出す上では避けては通れない要素がスライドには詰まってます。

 

 

じゃあ逆にスライドの練習やってたら基本操作が身につくのか?といえば違うと思います。

 

練習において目指す方向がはっきりしないからです。

サーキットでタイムを削る行為はタイムという明確な指標の元に動作の修正や無駄のそぎ落としを繰り返して上達に向かいます。

 

これは正解がはっきりしているので練習がやりやすい。
タイムを削る為に荷重移動と制動、シフトダウンの精度が向上していき、気が付いたらスライドに至ります。

 

 

 

基礎練とかやりたくないけどスライドはなんかカッケーから出来るようになりたい!

みたいな都合のいい話は無いようです。